'15年11月14日

富士吉田市

きよちゃんうどん　小　※普通の盛りで小です。


やっぱり、すきだな〜って改めて感じてました。
富士吉田市の小明見地区で、地元の人は向原（むかいばら）と呼びます。この場所は市外から近いけど、
城下町の面影なのか、少し奥まった感のある場所。今はナビもあるので心配は無いのですが。

金・土・日のみ営業しているこのお店は、入ると直ぐに厨房が見える。
中から威勢のよい女性のかけ声が聞こえてくる。

実はうどんやで女性だけのお店は何となく避けたい。偏見とかではなくやはり手打ちが元来であるのなら、女性だけではなかなか難しいと考えているから。

ただ、このお店と、最近出来た麗乃（りの）は違う。女性が本格的に手で麺を打ち出しているらしい。もっと言うと、手で打つだけで無く、本当は足で踏むというのも手打ちの本来の流れ。最近はこの部分は機械が担っている場所もあります。
ちょっと余談ですが。

運ばれてきたうどんは、天かすの香りと、魚介の香りがする、少し透明感のある白い汁。
既にキャベツと肉と天かすがのっています。

卓上には辛味が2種類。練り辛子と、青唐辛子。これが旨いし、辛い。練り辛子は旨味が含まれるのか、味がある。青唐辛子はひたすらに辛いので、ご注意しながら入れて欲しい。辛いモノが好きな方には、このキリッとした辛味はたまらないと思います。

麺を食べると直ぐに気づきますが、決してツルッとなんかしてないです。手でこねて、手で伸ばす、この本来のカタチの前に足で踏み練り込みますが、当然ながら機械で均等に練り込むほどの均一な精度でもないためと、昔ながらの吉田のうどんは、もっちしとしながら、ゴワゴワした舌触りです。
苦手な方はこれが嫌だったりしますが、それは好みで仕方ない。本当の吉田のうどんはこんな味わいです。

特にサービスについては素っ気ないと言われている吉田のうどんですが、ここは丁寧ではないのかもしれないですが、真心だよな〜って思える懐かしい気持ちに触れるサービスがあります。

是非一度ご賞味ください。

こちらの食レポもどうぞ。

我々の勝手な評価は4.4点です。これからも頑張って吉田のうどんの「ながら」を伝えてください。
さて、午後からも頑張ります。ごちそうさまでした！

[基本情報]
◎場所／山梨県富士吉田市小明見4140
◎営業時間／11:30～14:00
◎定休日／月～木曜日（金・土・日曜日のみ営業）
◎かけうどん（小） 400円、かけうどん（大） 500円

こちらもご覧ください　---------------------------------------------------
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