カメラ日和ブログ

山高神代桜

'17年04月09日

写真

とうとうそのお姿を拝むことができました。
神代桜は言わずと知れた日本三大桜のひとつであり、樹齢2,000年ともいわれるエドヒガンの古木で大正11年には桜で初めて国の天然記念物に指定されています。


「日本武尊が東征した際に植えた」と伝わり、「日蓮上人がこの木の衰えを見て、回復を祈ったところ再生した」とも言われています。そのなんとも言えない神々しさは本当にこれが桜かと目を見張るほど太くて今にも朽ち果てそうな幹からくるのではないかと思いました。
実際、この桜を目の前にすると、枝ぶりがどうとか、樹形がどうとか、花のつき方がどうとかそんなことはどうでもよくって、ただじっとその幹に見入っていました。



ちょうど満開宣言が出たばかりということもあり、枝にギッシリとついた花もとても美しかったです。

この素晴らしい幹をみて思うことは、昭和34年の台風で主幹が折れてしまう前の、この桜の本当の姿を見てみたかったということです。ただただ残念ですね。

さすがパワースポットといわれるだけあって、なんというか、神代桜の生命力を目の当たりにして生きるエネルギーをもらった気がします。この桜には毎年会いに行きたいと思いました。

ちなみに…
神代桜を見た後に、この桜を守るための募金をしていたので、少しですが募金させてもらいました。そこで募金をするとパンフレットがもらえるのですが、そのパンフレットに、なんと、明治40年に撮られた神代桜の写真が掲載されていました。
もちろん白黒ですが、その立派な姿は見て取ることができます。
これから見に行く人は是非募金をして、パンフレットを見てください。
想像以上に素晴らしい桜であったことがわかります。



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山梨県を中心に風景写真を撮ったり、動画を撮ったりしています。カメラのこととか、写真のこととか、気になったことを書いていきます。
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