カメラ日和ブログ

西沢渓谷・七ツ釜五段の滝

'18年08月15日

写真

山梨の滝シリーズ第4弾です。
というか、このシリーズは西沢渓谷に行きたいがために始めたもので、ここに行くまでは続けようと思っていました。なので、早くも最終章となります。

とりあえず西沢渓谷について。
秩父多摩甲斐国立公園に位置する西沢渓谷は、国内屈指の渓谷美を誇る景勝地であり、「七ツ釜五段の滝」をはじめとする大小さまざまな滝を見ることができます。
また、
●21世紀に残したい日本の自然百選(1983年 選定)
●森林浴の森百選(1986年 選定)
●新日本観光地百選(1987年 選定)
●日本の滝百選(1990年 選定)
●水源の森百選(1995年 選定)
●森林セラピー基地〈森林セラピーロード〉(2007年 選定)
●平成の名水百選(2008年 選定)
に選定されています。
一番人気は秋の紅葉の時期ですが、その頃になるとさすがに寒いので、
冷たい風と冷たい水、そして森林浴が味わえる真夏に行くのが最もオススメだと個人的には思います。
今回は行程が長く、写真もたくさん撮ったので、写真を載せながら道中を紹介して行きます。

それでは、七ツ釜五段の滝までお付き合いください。

駐車場をでて、15分くらい舗装道路を歩くと、遊歩道の入口に着きます。
ここからは大小さまざまな滝や、美しい渓谷美を次々に見ることができます。

まず見えてくるのは吊り橋です。



いよいよ渓谷の中へと入って行きます。
西沢渓谷は基本的に初心者でもトレッキング可能です。
ただし、急な坂道やぬかるんだところなどがありますので、特に足元はしっかりしたものを準備して行った方がいいです。

こんなところや



こんなところがあります。





さて、最初に見える滝は、大久保の滝です。
渓谷の反対側なので、あまり感動はありません。



その次に来るのが三重の滝です。
五段の滝の次に見応えのある滝です。



その名の通り、三段に連なっています。

三重の滝を過ぎると、ここからはずっと渓流沿いを進んで行きます。
なので、素晴らしい渓流美を堪能することができます。





次に竜神の滝を見ることができます。



残念ながら流木が引っかかっていました。
相当大きいので、台風でも来ないと流れそうにありません。

次に、貞泉の滝が見えてきます。



高低差はありませんが、すぐ近くなのと、水量が多いので、大迫力の滝です。
写真に夢中になりすぎて、滝壺に落ちないように気をつけてください。

ここからまた、素晴らしい渓谷を眺めつつ進みます。










ちょうど光が当たっている岩がカエル岩です。

ここまで写真を撮りながらおよそ2時間ほど進んできました。
この先にいよいよ七ツ釜五段の滝が見えてきます。

まずは4段目5段目です。5段の滝を一望することはできません。
よく見る写真は1段目から3段目のものだと思いますが、5段目が一番大きく、落差があり迫力があります。



ここから少し進んで、1段目から3段目がこちらです。



よく見る有名なやつですね。
角度を変えて色々撮りました。








いやはや、さすが日本滝100選です。素晴らしい!
自分の目で見ることができて本当によかった。

さて、これでもうお腹いっぱいなのですが、ここが遊歩道の終点ではありません。
この先に20分ほどのキツイ登りが待ち構えているのです。
全行程の中で、そこが一番辛かった。その上りの途中に最後の滝、不動滝を見ることができます。



これで前半の行程が終了です。
帰りはトロッコ軌道跡をただひたすらに歩いて1時間半くらいで駐車場まで帰ってきました。



全行程4時間15分のハイキングになりました。
まだまだ暑い日が続くので、森林浴を兼ねて七ツ釜五段の滝を見に行ってはいかがですか?


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カメラ日和

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山梨県を中心に風景写真を撮ったり、動画を撮ったりしています。カメラのこととか、写真のこととか、気になったことを書いていきます。
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