バカ・アフへの道ブログ

Trapcode Mirのパラメーター備忘録

'15年01月15日

plugin

先日torapcode Mir を仕事で使ったので、そのパラメーターの備忘録。
パラメーター自体はそんなに多くもないので、わかりやすいとは思うが、例によって全て英語だし、細かく調整しようとするとよく分からない部分もあるので、今回調整したパラメーターを中心に紹介します。


Trapcode Mir とは、ポリゴン、サーフェスベースの形状を生成するプラグインであり、Particular や Form のように、粒子が一つ一つ飛び散るようなアニメーションはできないが、布や液体をイメージさせるちょっとした面やトンネルの効果などを手軽に実現できる。


Geometry
Position、Rotate、Sizeはその名の通り。
Vertices は頂点の数。この値を増やすと頂点が増えひとつひとつのの面が細かくなる。
Bend は平面を曲げることができる。つまりトンネルのような表現が可能。

Fractal
Amplitudeは起伏の高さ
Frequencyは起伏の頻度
この2つが質感を作る上でのキモとなる。
最後に載せるが、今回デモで作成した波の表現では、デフォルトの値に比べAmplitudeをやや上げ、Frequencyを下げて、やや大き目で滑らかな波のような起伏とした。
Evolution は起伏に動きを持たせるパラメーターで、この値を変えてキーフレームかエクスプレッションを使用することで断続的に動きを与えることができる。
Complexityは複雑さを加えることができる。


shader
shaderはDensity(密度)をPhong(フォン)にすると見た目が固く、くっきりする。Flat は、ポリゴンで生成されたイメージになり、ゲームの背景やちょっと古い3DCGっぽい質感が得られる。

Material
Colorで面の色を変更する。
あとは好みで透明度や環境光、反射なんかを設定。してもしなくてもいいかな。


Texture
ここでテクスチャを割り当てて、いろいろな見た目にできる。

Repeater
オブジェクトを複製して増やすことができる。

Visibility
わりと大事なパラメーター。オブジェクトと背景の境界となる部分を調整する機能。
Fog Start や Fog End、Fog Colorとあるように、Fog(霧)のようなグラデーションでオブジェクトの奥をぼかすことができる。

今回はこのくらいの変更であとはデフォルトで大丈夫でした。
で、作成したデモがこれ。
こんなのが短時間で出来ちゃうのが凄い!



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バカ・アフター(http://baaaf.com/)に憧れるAeビギナーの備忘録&成長記です。いつか、バカ・アフさんの様なAe使いになれるように、日々努力しています。

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